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A Japanese heart and mind to the world over

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@Christy

NO.371

平成18年12月 7日
December 7,2006

● 「いい人」をやめると楽になります。

曽野綾子:
SONO Ayako:

「いい人」をやめると楽になります。
「人はみな、あるがままでいい」
「幸せも不幸せも、その結果を人のせいにしなさい」
Stop striving for becoming a "good" person,
and then you'll feel free from any anxiety.
Just stay as you are.
Acclaim or blame somebody else for what you are now,
regardless of the present state of yours, happy or unhappy.

なぜ善人に不幸が来るのか、
彼らはそれに耐えられるからである。
Why do good people meet with misfortune?
Because they can endure the trials of fate.

「人生半分は努力と精進、あとの半分は理不尽」、
The half of life is connected with endeavor and diligence;
the other half, unfairness and absurdity.

「契約した以上はその人なりに一所懸命やりなさい
(たとえば勤務先との契約)」
Work hard as befits you in line with your contract
once you enter into a covenant with,
say, your employer.


● 金子みすゞさんの詩情とその英訳(英訳:坂井孝彦,英文校閲:Frances Ford)

83.つばめ

つういとつばめがとんだので
つられてみたよ、夕空を。

そしてお空にみつけたよ、
くちべにほどの、夕やけを。

そしてそれから思ったよ、
町へつばめがきたことを。

(できあがり)
A Swallow

Swiftly a swallow streaked across the sky over me;
Attracted, I watched it fly away into the evening sky
where I noticed the sky
aglow as small as a red lipstick.
and then I realized
that swallows had visited here in our town.

84.つばめの母さん

ついと出ちゃ
くるっとまわって
すぐもどる

つういと
すこうし行っちゃ
またもどる。

つういつうい、
横町へ行って
またもどる。

出てみても、
出てみても、
気にかかる、
おるすの
赤ちゃん
気にかかる。

(添削)
Mother of Baby Swallow

Swiftly she flies out,
turns around,
and comes home in a jiffy.

For a little while
she flies over the immediate neighborhood,
and comes home again.

For some time
she is on the wing over the alleyway,
and she home (over削除) again.

Every time
she flies out
she is greatly worried about
her babies in her absence.

(できあがり)
Mother of Baby Swallow

Swiftly she flies out,
turns around,
and comes home in a jiffy.

For a little while
she flies over the immediate neighborhood,
and comes home again.

For some time
she is on the wing over the alleyway,
and she home again.

Every time
she flies out
she is greatly worried about
her babies in her absence.

85.雨のあと

日かげの葉っぱは
なきむしだ、
ほろりほろりの
ないている。

日向の葉っぱは
わらい出す、
なみだのあとが
もうかわく。

日かげの葉っぱの
なきむしに、
たれか、ハンカチ
かしてやれ。

(添削)
After a Rainfall

Leaves in the shade
are crybabies
shedding tears in drops.

Leaves in the sun
fall to laughing
when the (tear-left) [⇒tear-fallen] moisture
has nearly dried up.

Leaves in the shade
are blubberers.
Is there anyone generous enough
to lend them a handkerchief?

(できあがり)
After a Rainfall

Leaves in the shade
are crybabies
shedding tears in drops.

Leaves in the sun
fall to laughing
when the tear-fallen moisture
has nearly dried up.

Leaves in the shade
are blubberers.
Is there anyone generous enough
to lend them a handkerchief?

86.知らないお母さん

ひとリで杉垣
のぞいていたら、
知らないお母さん
垣の外通った。

お母さんってよんだら
知っているよにわらった、
わたしがわらったら
もっともっとわらった。

知らないお母さん、
いいお母さんだな、
花のさいたざくろに
かくれて行ったよ。

(添削)
An Unfamiliar Lady

When I was lonely [and挿入] peeping through
the cedar hedge
I saw an unfamiliar lady
passing by along the outside of the hedge.

I called over to the lady, saying “Hello, (Mom) [⇒Auntie]!”,
and she smiled as she knew me.
I smiled back,
and she smiled at me (much) [⇒even] more.

I(’ve been) [⇒was] unfamiliar with her,
but I felt her a terrific lady.
She went out of sight
under the pomegranate tree, now in full bloom.

(できあがり)
An Unfamiliar Lady

When I was lonely and peeping through
the cedar hedge
I saw an unfamiliar lady
passing by along the outside of the hedge.

I called over to the lady, saying “Hello, Auntie!”,
and she smiled as she knew me.
I smiled back,
and she smiled at me even more.

I was unfamiliar with her,
but I felt her a terrific lady.
She went out of sight
under the pomegranate tree, now in full bloom.


● アメリカ大統領就任演説:―ケネディ(1961)とブッシュ(2001)の内容比較

1.はじめに

 ケネディ大統領の就任演説(1961)とブッシュ大統領の就任演説(2001)の内容を比較検討した。
 ケネディ演説には理想色が色濃く反映され、一方、ブッシュ演説には現実色が色濃く反映されている。

 ケネディ演説には、戦争そのものこそが人類共通の敵である、
との認識のもとに圧制、貧困、疾病、戦争に立ち向かう
世界規模の大同盟を設立してゆこう、
という理想を目指した提言が見られ、
さらにまた、強大国は正義を遵守し
弱小国には安全が保障され
平和が維持されてゆく、
というような法治による世界が構築されてゆくようにしよう
との理想を目指した提言がみられる。

 これに対して、ブッシュ演説には、このような理想を目指した提言はみられない。
 
 ケネディ演説では、力を結集して人類全般にわたる自由な世界の建設をしてゆこう、
というような世界の同志にも向けての提言内容がみられるが、
その一方、内政施策に関する提言内容はみられない。

 これに対して、ブッシュ演説では、
世界にむけての提言内容はほぼ皆無であるが、
アメリカの建国当時の理念を実現してゆくのだ、
との認識のもとに学校教育の再構築、減税
大量破壊兵器攻撃に対応してゆく防衛網構築などに言及した内政施策に
関する現実的な提言内容が多々みられる。
 1961年のケネディ演説では、当時の世界の冷戦構造情勢をふまえて世界
規模の核戦争は是非とも回避されなければならないのだ、
という主旨のアメリカの強い意志が表明されていた。
1961年から40年を経た2001年のブッシュ演説では、
冷戦を終えて突出した世界一の強大国となったアメリカにも
さまざまな苦悩が存在している、という主旨の認識が示唆されている:
それは、アメリカ国内におけるさまざまな社会病理などに起因する
多くの問題点としても、
また、アメリカへの敵対者による大量破壊兵器攻撃に
たいしてアメリカが抱く恐怖心としても示唆されている。

2.内容比較

2.1 世界にむけてのアメリカの意志表明・提言

(1)ケネディ:
 
1.全世界に向けて:「自由の精神」の存続・堅持を図る
―友好国を支援し、敵対国には対峙する。

2.同盟国に向けて:団結しよう―結束して力を合わせてゆけば、
達成できないことなどほとんど無きに等しくなる。
しかし、分裂離散していると、達成できることなど無きに等しくなる。

3.新興国家に向けて:「自由」を支援し、「圧制」を排除する。

4.赤貧地域に向けて:貧困撲滅をはかる―自由を標榜する国家社会が
多数派である貧しきひとびとに手をさしのべられないというのであれば、
その国家社会は少数派である富めるひとびとを
危害や危険などから守りその安全
を保持することもできない。

5.ラテンアメリカ諸国に向けて:
 (1) 米国は言行一致をすすめ、言明した内容の実現を図る。
 (2) 貧困の連鎖を断ち切る。
 
6.国連に向けて:
 (1) 支援を強化する。
 (2) 国連憲章遵守地域の拡大を図る。
 
7.共産圏に向けて:
 (1) 共に平和の追求をしよう。
 (2) まず話し合いをしよう―恐怖心から(状況打開のための)
話し合いを始める、というようなことはしますまい。
そうではなくて、
たとえ一瞬たりとも恐怖心をいだくことなく
(状況打開のために)
話し合いをまず始めよう。

 (3) 軍縮と査察の提案―核兵器は国際機関管理下におこう。
 (4) 科学技術にかける期待―天体探求、砂漠征服、病苦根絶、
深海資源開発―学芸、交易の振興を図ろう。
 (5) 法治世界を構築しよう―強大国は正義を遵守し、弱小国には
安全が保障され、平和が維持されていく世界を構築しよう。

(2)ブッシュ:
 
@ 自由に敵対しアメリカに敵対する者は、次のようなことについて
間違った認識をしないでほしい:
 (1)アメリカは今後とも引き続き世界情勢に関与してゆく。
 (2)この関与によって、アメリカは「自由の精神を堅持し推進してゆく力」

の均衡を図る。
 (3) アメリカは同盟国を守りアメリカの国益を守る。
 (4) アメリカは侵略や悪意の教義に対して毅然たる決意と戦力をもって
対峙する。
 (5) すべての国家へ:われわれは、アメリカ建国の理念、制度、
慣習などにかかわる価値観を今後とも堅持擁護してゆく。

2.2 内政施策
 
(1)ケネディ:(内政施策には言及していない。)

(2)ブッシュ:
 
1.アメリカが抱いてきた理念を実現する:
 (1) すべての人があるべきふさわしい所を得ていること。
 (2) すべての人が人間である限り当然うけてよい機会を得られること。
 (3) 生を受けたすべての人が意義ある存在になること。
 
2.チャンスが誰にも与えられる公正な統一国家をつくりあげてゆく。

3.つぎのような原理原則を遵守してゆく:アメリカは血縁、由緒、出生地によって結束してきた国ではない。
子供にこれをきちんと教えること。
全ての国民がこれを理解し支持すること。
移住者もこの理念を受け入れること。

4. 学校教育を再構築する。

5.「社会保障制度と老人や身体障害者のための医療保険制度の改革」
と「減税」を断行する。

6. 不可侵の防衛網構築を図り大量破壊兵器の攻撃に対抗してゆく。

7.貧困の撲滅
 (1) 危機的な状況に瀕している子供たちを救済する―そういう子供たち
には罪はないのだ。
 (2)教会や慈善団体、ユダヤ教会、イスラム教寺院は、地域社会に
慈悲の心を恵んでいる。
今後の計画や法制の中にこういう存在を尊重してゆく
手立てをとってゆく。
 
8.諸政策推進上の大統領の自己指針
 (1) 己の信念を貫くにあたっては礼をつくす。
 (2) 公益を追求するにあたっては勇気を旨とする。
 (3) 正義や思いやり[思慮]が今にも増して偉大なる力を発揮できるようにすることを提唱しこれを擁護する。
 (4) 自己責務[品性]の涵養に務めつつその実践を図る。
 (5) 以上の全てを駆使して、アメリカの建国以来の歴史的理念を現代の諸問題解決に向けて適用してゆく。

2.2 内政施策
 
(1)ケネディ:(内政施策には言及していない。)

(2)ブッシュ:
 
1.アメリカが抱いてきた理念を実現する:
 (1) すべての人があるべきふさわしい所を得ていること。
 (2) すべての人が人間である限り当然うけてよい機会を得られること。
 (3) 生を受けたすべての人が意義ある存在になること。
 
2.チャンスが誰にも与えられる公正な統一国家をつくりあげてゆく。

3.つぎのような原理原則を遵守してゆく:アメリカは血縁、由緒、
出生地によって結束してきた国ではない。
子供にこれをきちんと教えること。
全ての国民がこれを理解し支持すること。
移住者もこの理念を受け入れること。

4.学校教育を再構築する。

5.「社会保障制度と老人や身体障害者のための医療保険制度の改革」と「減税」を断行する。

6. 不可侵の防衛網構築を図り大量破壊兵器の攻撃に対抗してゆく。

7.貧困の撲滅
 (1) 危機的な状況に瀕している子供たちを救済する―そういう子供たちには罪はないのだ。
 (2)教会や慈善団体、ユダヤ教会、イスラム教寺院は、地域社会に慈悲の心を恵んでいる。
今後の計画や法制の中にこういう存在を尊重してゆく手立てをとってゆく。


8. 諸政策推進上の大統領の自己指針
 (1) 己の信念を貫くにあたっては礼をつくす。
 (2) 公益を追求するにあたっては勇気を旨とする。
 (3) 正義や思いやり[思慮]が今にも増して偉大なる力を発揮できるように することを提唱しこれを擁護する。
 (4) 自己責務[品性]の涵養に務めつつその実践を図る。
 (5) 以上の全てを駆使して、アメリカの建国以来の歴史的理念を現代の諸問題解決に向けて適用してゆく。(つづく)

(出所:明治大学教養論集387号,2004年9月30日発行,執筆者:金井公平=理工学部教授(英米文学),
坂井孝彦=理工学部非常勤講師(英語リーディング))


● あとがき Postscript

● あとがきの1

斎藤一人さん=納税額日本トップクラスを継続されている=の「幸せになる方法」(再掲)

1.起こった問題は、あなたの魂が成長するためにおこったので、
神さまからあなたへの贈り物であり、解決すると魂のレベルが一つ上がったことになります。

神さまはその人が乗り越えられる問題を出すのです。

2.会う人、会う人に「この人にすべての良いことがなだれのように起きますように」
と念ずる癖をつけなさい。

3.他の人の成功に対して、心から「よかったね」と言いなさい。
そうすれば、あなたの魂のレベルがあがります。
世の中や人の悪口を言わないで行動できれば、
それだけでも成功者なのです。

4.他人を幸せにしてあげて下さい。
人間は人に愛を与えるために生きているのです。
人間は人になにかを与えることを義務づけられています。
人の気持ちを考えて、常識以上の知恵を出しなさい。
知恵のない人は汗を出しなさい。

(たとえば)今のつれあいをそのままで好きになりなさい。

相手に何をして手助けできるか考えなさい。
変えられるのは、自分自身だけです。

5.楽しみながら、努力しなさい。
厭なことに焦点をあてるのではなく、
楽しいことに焦点をあてなさい。
働くとは、はたが楽になることです。

あなたは 太陽なのです。
あなたの行くところが光り輝くのです。
運の強い人は、頭と顔と足にツヤがあります。

6.人は速さを望みます。
目標に向かって加速しなさい。
ひとつの目標に到達したら、
すぐ次の目標に向かいなさい。

大きな目標はたった一つ持ち、
それを口外してはいけません。

7.神さまは、その場でそのままで、
幸せになれと言っているだけなのです。
今のあなたのあるがままを感謝しなさい。

病気が治らないから幸せになれないのではありません。
病気をしている人は、
病気のままで幸せになればよいのです。

問題なのは「自分は病気だから不幸だ」と思うことです。

8.外で起きた現象は、心の中で解決すると消えてしまうのです。
心が主役です。心の中に神さまがいます。
宇宙にも神さまがいます。
その神さまの声に従って事をなした者が成功を勝ち取ります。

心の伴わない方法論は通用しません。
成功するには、方法論よりも考え方が大切です。

● あとがきの2

お詫び と 日本人MLBプレーヤー長谷川投手のご著書の紹介:

湘南通信の前号あとがきの
相撲取りとMLBプレーヤーとの比較をしております
文中におきまして、言葉使いに至らないところ、
不適切なところがありましたことを、
深くお詫び申し上げます。反省の機会を
お与え下されました大兄諸兄のおかたに、
こころからの御礼を申し上げます次第です。

日本人MLBプレーヤーのおかたも
たいへんにお忙しい日程の中、
いわば親善友好の旗手として、
すばらしいご尽力をされて
こられています。

その一端を、とくに外国語である英語習得の
面からみて、マリナーズの長谷川投手のご著書
『僕の英語勉強法』(幻冬舎、2001)
から紹介させていただきます。

この書を拝見しますと、
著者は、たいへんにお忙しい日程の中、
すばらしいご努力・ご尽力をされて
相撲部屋と同じような環境を自己構築
されてこられたことを拝察できます。

上記の本には、長谷川式英語10か条がつぎのように
まとめられています。

1.覚えた単語をその日に使う。
2.しゃべれない人は恰好をつけない。
3.とにかく恥をかいてみよう
4.胸を張って話してみよう
5.つまらない教材は捨てる勇気を持て
6.聞き取りは最初が肝心
7.ヒアリング・単語の勉強は「発音」の勉強だと思え
8.助動詞ができれば怖くない
9.完了形をマスターしよう
10.自分の英語を「疑うこと」

長谷川滋利投手が愛用した英語教材も
掲載されております:

「スーパーソニック実戦英単語記憶術」(中継出版)
「必ずものになる話すための英文法」(研究社出版)
「アメリカ口語教本」(研究社出版)
「イングリッシュ・ジャーナル」(アルク)
「アクティブ・イングリッシュ」(アルク)

※日本人MLBプレーである長谷川投手には、
相撲社会におけるおかみさん(親方夫人)
のような存在はありません。長谷川投手は試合から試合へと
飛行機で移動するようなときにも飛行機のなかでも
その時間を大切にご利用されて
上記のような教材本をたよりに勉強にいそしまれたようです。

上記の本の中のp179には、「アメリカに住んでも
英語ができるようになるとは限らない」という章をもうけられて
います。
そのなかで長谷川投手はつぎのようにコメントされています:

・英語を話せるようになるには、モチベーションが必要だし、
勉強しなければならない。そしてそのための環境も重要に
なってくる。アメリカに来ただけではその環境が整ったことには
ならない。
・よっぽどモチベーションを高めないと、日本語で話し、考える
環境が出来てしまう。
・この先、何年もアメリカに住むという気持ちがあれば、必死になって
勉強するから上達が早い。つまり「必要」が「成長」を生むのである。
・自分(=長谷川投手)にできることは、いかに「必要」な環境を
作るかということである。

この本の「帯」には、
「チームメイトも舌をまく(英語を)聞ける・話せる・読める
ための上達へのヒント」という文言が記されています。
このヒントに含まる内容は多岐にわたることでありましょう。
もしかししましたら、その真髄は上記のコメント、
「モチベーションを高めて必要な環境を作る」のなかに
結晶化されているのかもしれません。

ことばを身につけるには
language exposure とlanguage useの質量
および urgent needの三つが必要のようです。

相撲力士にはこの三条件がぴったりと
そろっている感じがします。
:total immersion, strong motivation to learn, adaptability,
ability to tap a variety of resources

長谷川投手もモチベーションを高められて
この環境を自己構築されてこられたように
思います。


● 写真:御衣黄,神代植物園―山崎正昭さんからの美しいプレゼントです。

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