NO.006

平成15年1月24日
January 24,2003

● エバーグリーン病院の歌 (河合金三郎)

1 
緑の山に かこまれた
泉パーク の一偶に
医療の泉 湧きいでる
エバーグリーン病院よ

2 
最新式の 数々の
医療設備を 背景に
信頼おける 医療こそ
エバーグリーン病院よ

3 
外来、入院 それぞれに
明日の希望を いだかせる
医療の使命 ここにあり
エバーグリーン病院よ

4 
居心地よい 病棟に
見舞の人は 目をみはる
かわす会話も かろやかに
エバーグリーン病院よ


吉田信一大兄さんのご配慮とおすすめをいただきまして、
河合師匠にあとに記しましたような
「英訳版」を贈らせていただきました。

師匠からのご返事によりますと、
病院生活は快適で、
この英訳版を口ずさまれたり
日本の唱歌の英訳版を聞いて下さったりされて、
この病院での生活を
ますます楽しいものにされている、と。


最新式の設備(ご返事のお手紙から):

1.車椅子ごと入浴できることにはびっくりしました。
2.個室にはお手洗いが設備されています。
3.食堂は明るく広く、読書や思考にも適していて図書館のようです。
  (ここは「エバーグリーン病院」ではなくて「エバーグリーン図書館」です)

明日の希望をいだかせる医療の使命(ご返事のお手紙から):

 1.親切な看護婦さんに囲まれています。看護婦さんの付き添いで歩行の訓練に努めています。大分よくなったと確信するようになりました。
 2.(お手洗いの)坐椅子はいつも暖かくなっています。
 3.病院の生活に明るい光がさしこんできたような思いです。


● エバーグリーン病院の歌     A Song for Evergreen Hospital, Now My Sweet Home

1 
緑の山に かこまれた
泉パーク の一偶に
医療の泉 湧きいでる
エバーグリーン病院よ

There is a fountain of medical care and treatment
 gushing out in a corner of Izumi Park,
 which is surrounded by green hills, in Sendai City, Japan.
This is Evergreen Hospital, now my sweet, sweet home.

2 
最新式の 数々の
医療設備を 背景に
信頼おける 医療こそ
エバーグリーン病院よ

It provides reliable medical care and treatment for every patient,
 equipped with plenty of up-to-date
 medical appliances and facilities.
This is the pride of Evergreen Hospital, now my sweet, sweet home.

3 
外来、入院 それぞれに
明日の希望を いだかせる
医療の使命 ここにあり
エバーグリーン病院よ

It helps every patient to entertain the hope for tomorrow,
 an essential mission of medical care,
 whether he or she is an inpatient or an outpatient.
This is the pride of Evergreen Hospital, now my sweet, sweet home.


4 
居心地よい 病棟に
見舞の人は 目をみはる
かわす会話も かろやかに
エバーグリーン病院よ

It makes every visitor to the sick or the injured be surprised to see,
with his or her eyes wide open, comfortable wards in the hospital,
where everyone talks to each other, free from stress and anxiety.
This is the pride of Evergreen Hospital, now my sweet, sweet home.
                         (英訳: 坂井孝彦)


                   *


お贈りくださった最新のご著作:落語「生前葬」には次の一文があります:

   枝雀師匠に あやかって
   俺も一丁 やったろか
   英語落語を やったろか
   「千里の道も 一歩より」
   年を忘れて 始めよう

   枝雀師匠を お手本に
   身ぶり手ぶりを 織りまぜて
   一にも二にも 口ならし
   「好きこそ 物の上手なれ」
   この言葉をば かみしめて


あとがき 

河合金三郎師匠は、毎年6月、横浜時事英語クラブ(YCEC)の月例研究会で、英語落語を披露されてきました。
桂枝雀を目指されて、英語落語を研究され実践されてきました。

紋付袴を着用、何枚も重ねられた座布団に坐られての熱演、カセットレコーダからは高座そのままの音楽を流されました。

桂枝雀他界の報に接して、痛惜の念を表明され、にぎやかな河合さんもこのときばかりは沈痛な面持ちでした。

いまは、お体、不調で、仙台の「すてきなすてきな病院」で「すてきな看護婦さん」に囲まれて、養生されつつも新作落語創作の闘志に燃えておられます。



・写真の説明:「花のほゝえみ 根のいのり」
中山靖雄先生(伊勢修養団)からいただきましたおはがきです。