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● 相田みつをさん からのメッセージ
(英文校閲:Frances
Ford)
だれうらむ
ことはない
身からでた
さびだなあ
You will
only
reproach yourself
because you
reap the fruits
of your
actions.
あなたの
こころが
きれいだから
なんでもきれいに
見えるんだ
なあ
Since
your heart is
clean and clear,
whatever you see looks
clean and
clear,
doesn't
it?
自信はなくて
うぬぼれ
ばかり
ああはずかしい
はずかしい
I have
scarcely any-self-confidence;
All I have is self-conceit.
What a shameful
person I
am!
この我執の強さ
そして
この気の弱さ
共に佛様が
わたしに授けて
くれたもの
How
egoistic and weak-hearted I am!
Both of the disposition
Buddha has
bestowed on
me.
べんかいの
うまい人間
あやまりッ
ぷりの
いい人間
Some are
ingenious at developing
a cunning justification
of what they have done
wrong;
others are ingenious at making
a handsome apology
for what they
have done wrong.
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● 旅路の英語(6)(文頭からすばやく読む英語)
Sight Translation or Slash Reading: from English
to
Japanese
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国際電話 (イギリスからの)
International Direct Dialing
No operator required, paid
in UK
This is the fastest and most direct method of calling over
180
countries. Calls are charged at cheap rate throughout Saturday
and
Sunday and between 20.00 hrs and 08.00 hrs UK time, Monday
to
Friday.
------------------------------------------------------------
(説明)
International
Direct Dialing
「国際直通ダイアル」
No operator required, paid in
UK
「オペレーター不要で支払はイギリスで」
This is the fastest and most direct method of
calling /over 180
countries.
「これが一番速くて一番直接的な電話のかけかたです/
180ヵ国につ
ながります」
Calls are charged at cheap rate /throughout Saturday
and Sunday
/and between 20.00 hrs and 08.00 hrs UK time, /Monday to
Friday.
「電話料金が安くなるのは/土曜日じゅうと日曜日じゅうずうっと
です/
それから午後8時から午前8時の間も です/イギリス時間ので
すよ/これは月曜日から金曜日まで
です」
(全訳)
「これが一番速くて一番直接的な電話のかけかたです/ 180ヵ国につながります」
「電話料金が安くなるのは/土曜日終日と日曜日終日です/これに加えて
午後8時から午前8時の間も安くなります/これはイギリス時間ですよ/
こちらは月曜日から金曜日までです」
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英国鉄道(British Rail)
Dear Customer,
Welcome to Britain and British Rail. I
do hope that you enjoy you
stay with us.
*
Our
trains are especially busy at certain times of the day or of
the
week,
particularly out of London on Friday evenings and back to
London on Sunday
evenings. You may find that your journey is more
comfortable if you avoid
traveling at these times. Or make use of
the
excellent seat reservation
service.
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(説明)
Dear
Customer,
「お客様へ」
Welcome to Britain and British Rail. /I do hope /that
you enjoy
your
stay with us.
「ようこそ
英国と英国鉄道へ/心から希望します/お楽しみになれま
すようにと/英国でのご滞在を」
*
Our
trains are especially busy /at certain times of the day /or of
the
week,
/particularly out of London on Friday evenings /and back to
London on Sunday
evenings.
「私どもの列車はとくに混雑します/毎日のある決まった時間帯は
です/ あるいは毎週ある決まった曜日には です/
格別、ロンドン発の
列車で金曜日の夕刻時のもの/及びロンドン着の列車で日曜日の夕刻
時のものは」
You may find /that
your journey is more comfortable /if you avoid
/traveling at these
times.
「おわかりいただけるでしょうか/お客様の旅はもっと快適になるの
です/もしはずされると です/上記の曜日や時間帯のご旅行を です」
Or
/make use /of the excellent seat reservation
service.
「でないならばこうなさってください/ご利用いただきたいのです/優
れた座席予約サービスを です」
(全訳)
「お客様へ」
「ようこそ英国と英国鉄道へ/心から希望しますよ/お楽しみになれます
ようにと/英国でのご滞在を」
*
「私どもの列車はとくに混雑します/毎日のある決まった時間帯に/ある
いは毎週のうちのある決まった曜日に です/
格別ロンドン発の列車
で金曜日の夕刻時のもの/及びロンドン着の列車で日曜日の夕刻時の
ものは」「おわかりいただけるでしょうか/お客様の旅はもっと快適に
なるのです/
もしはずされると です/
こういう時間帯・曜日の旅を
です」
「でないならば/ご利用いただきたいのです/優れた座席予約サービスをです」
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イノベーション センター (ロンドン)
THE INNOVATION CENTRE
The Innovation Centre, situated
within the London Design Centre,
Haymarket, was opened in September 1985 in
order to display the
latest ideas in technology and innovation.
Since its
opening, the Innovation Centre has put on show nearly
six hundred exhibits
comprising a wide range of new products and
prototypes drawn from
universities and polytechnics, research
establishments, students, designers,
engineers and
individual
inventers.
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(説明)
The
Innovation Centre, /situated within the London Design Centre,
Haymarket, /was
opened in September 1985 /in order to display /the
latest ideas in technology
and
innovation.
「イノベーションセンター/の所在地はロンドンデザインセンター
(ヘイマーケット=地名)の内です/開館したのは1985年の9月で/その開
館目的は陳列展示することでした/技術・イノベーション面での最新の
発案作品を
です」
Since its opening, /the Innovation Centre has put on show
nearly
six
hundred exhibits /comprising a wide range of new products
and
prototypes /drawn from universities and polytechnics,
research
establishments, students, designers, engineers and
individual
inventers.
「開館以来/イノベーションセンターが公開した展示物は600点に近
く/その内容は多技にわたる新製品やプロトタイプで/その発祥地は大
学、工芸学校、研究機関、学生、デザイナー、技師、個人発明家であ
ります」
(全訳)
「イノベーションセンターの/所在地はロンドンデザインセンター(ヘ
イマーケット=地名)の内です/
開館したのは1985年の9月で/その開館
目的は陳列展示することでした/技術・イノベーション面での最新の発
案作品を」
「開館以来/イノベーションセンターが公開した展示物は600点に近
く/その内容は多技にわたる新製品やプロトタイプで/その発祥地は大
学、工芸学校、研究機関、学生、デザイナー、技師、個人発明家です」
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ウィンブルドン(テニス、南ロンドン)
(The Wimbledon Lawn Tennis Club Museum)
WHY
LOVE?
The cricketing term "duck" is short for "duck egg" meaning nil
―
a
reference to the egg shape of a nought. It has been suggested
that
Real Tennis, by a similar process, nought looks like an
egg
―French
"l'oeuf" ― which the English corrupted to "love".
o = O =
l'oeuf = love
This story would seem to imply, that the word love,
meaning
nothing, was taken by the first lawn tennis players from the
older
game of Real Tennis.
The more likely explanation however, is
probably that use of the
word "love" in the English language to mean nothing,
goes back
many
centuries. Thus phrases like "a labour of love" and "to
play for
love"
meaning for nothing, are familiar to most of us. A love set
is a
game
in which the score is 6-0.
Artists and illustrators have
played upon this association with
love and have tended to depict the
decorative social settings of
lawn
tennis, rather than details of play or
sporting
portraits.
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(説明)
The
cricketing term "duck" is short for "duck egg" / meaning nil
― a reference to
the egg shape of a nought.
「クリケット用語のduckはduck
eggを縮めたものでその意味はnil(=
ゼロ点)である/a nought(=ゼロ)の形をした卵に関係がある」
It has been
suggested /that in Real Tennis, /by a similar process,
/nought looks like an
egg /― French "l'oeuf" ― /which the
English
corrupted to
"love".
「クリケットの場合からの連想でいえば/コートテニスの場合でも/同
じようなプロセスで/nought(ゼロ)は卵の形に似ていて/卵はフランス
語で「l'oeuf」であり/この「l'oeuf」を英国人は「love」に転訛(てんか)した
のである」
(補足)
loveのMiddle
English(1151-1500)の形はOld English (-1150)からの
"lufu"であった。またloveのOld
Englishの形は"leof"であった。フラン
ス語の"l'oeuf"とOEの"leof",
MEの"lufu"はそれぞれがいかにもよく似
た形の単語である。ウィンブルドンテニス場の説明パネルではこのME,
OEに言及した直接的な説明はみられなかった。しかしloveに関連する
フランス語、OE,MEのこの視覚的な紛らわしさについて説明パネルは
間接的な言及をしているように感じられた。
This
theory would seem to imply, that the word love, meaning
nothing, was taken by
the first lawn tennis players from the older
game of Real
Tennis.
「この説から推察するとnothingを意味するloveという言葉を取り入
れたのはどうも芝生コートの初期のテニス・プレーヤーたちのようで、
この人たちがさらに以前のコートテニスからこれを取り入れたのでは
ないだろうか」
The
more likely explanation however, /is probably that use of the
word "love" in
the English language to mean nothing, goes back
many
centuries.
「ただし、もう少し確度の高い説明としてはほぼこんなことになろう
―すなわち英語においてはloveという語が
nothingという意味として
使える―という用法は数百年もの昔に遡ることができる」
Thus phrases like "a labour
of love" and "to play for love"
meaning for nothing, are familiar to most of
us.
「だからa labour of love(=報酬目当てでなく進んでする仕事)とかto
play for love(=to play for
nothing=without
stakes=賭けないで勝負す
る)という語句はたいていのイギリス人にとってはお馴染みのありふ
れた表現である」
A love set
is a game in which the score is
6-0.
「ラブセットといえばこれはスコアが6対0のゲームのことである」
Artists and illustrators have
played upon this association
with
love
「今日にいたるまでいろいろな画家やイラストレーターが報酬目当
てでなく当協会のために進んで尽力してきているが」
and
have tended to depict the decorative social settings of lawn
tennis, rather
than details of play or sporting
portraits.
「その画風の傾向をみるとローンテニスの社交的側面を装飾的に画
いたものが多数派であって、どちらかというとテニス競技の詳細にわ
たる画や運動家らしい人物画(肖像画)は少数派である」
(全訳)
「クリケット用語のduckはduck
eggを縮めたものでその意味はnil(=
ゼロ点)である/a
nought(=ゼロ)の形をした卵に関係がある」
「クリケットの場合からの連想でいえば/Real
Tennis(コートテニス)
の場合でも/同じようなプロセスで/nought(ゼロ)は卵の形に似ていて/
卵はフランス語で「l'oeuf」であり
/この「l'oeuf」を英国人は「love」に転
訛(てんか)したのであろう」
「この説から推察してみるとnothingを意味するloveという言葉を取
り入れたのはどうも芝生コートのテニスプレ−ヤーであった初期の人
たちのようで、この人たちがさらに以前のコートテニスからこれをと
りいれたのではないのだろうか」
「但し、もう少し確度の高い説明としてはほぼこんなことになろう―
すなわち英語においてはloveという語がnothingという意味として使
える―この用法は数百年もの昔に遡ることができる」
「だからa
labour of love(=報酬目当てでなく進んでする仕事) とか
to play for love(= to play for nothing
=without
stakes=賭けないで勝
負する)という語句はたいていのイギリス人にとってはおなじみのあ
りふれた表現である」
「ラブセットといえばこれはスコアが6対0のゲームのことである」
「今日にいたるまでいろいろな画家やイラストレーターが報酬目当
てでなく当協会のために進んで尽力してきているが」
「その画風の傾向をみるとローンテニスの社交的な断面を装飾的に
画いたものが多数派であって、テニス競技の詳細にわたる画や運動家
らしい人物画(肖像画)はどちらかというと少数派である」
(補足)
The
Wimbledon Lawn Tennis Club Museum はウィンブルドンの
the Center
Courtに隣接している。このMuseumの中にはテニスに関す
るさまざまのexhibition galleriesがある。
"WHY
LOVE?"はそのgalleries
のなかのひとつの壁面に掲げてあっ
た説明パネルにつけられていたタイトル名である。このタイトル名の
もとに「零点」のことをなぜ"love"というようになったのだろうか、
ということについての説明が記されていた。
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● あとがき Postscript
上海で社長業をお勤めになっておられる目黒暁夢大兄様からのおたよりです。
上海の出会い−12 想い出の街での乞食との出会い 乞食に礼を云われた
日本では今はいなくなったが、神社仏閣の門前に乞食が集まるのは上海でも例外ではない。
昔のフランス租界の西のはずれ徐家匯は昔は静かな学校の町であった。今や若者が集まる繁華街である。
交差点からほど遠くないところにセント・イグナチウス天主堂がある。
もともと1850年に建造されたが、その後1900年に今の形になった。
乞食がたむろしている。
乞食が多いのは政治が悪いのではなく、中国には優しい人が沢山いるからだと先輩格の駐在員から聞いた。
理由は、「報われないことには努力をしない」中国人が乞食をするということは、報われる確信があるからだそうだ。
逆の発想をすると乞食の少ない国は優しい人が少ないのであろう。
徐家匯には60年以上前の想い出がありしばしば訪れては記憶をリフレッシュしている。
ここは1850年頃から大学、中学、天文台、各種修道院、孤児院などが次々と建設された。
フランスの「援助姉妹会」(*註)と云う修道会が1870年頃に作った孤児院が近年まであった。
しかし、この地にショッピング モール、事務所ビル、デパートなどを集めた歓楽街を作る為に、
孤児院は上海の郊外、閔行地区に移転したと孤児院に勤めていた女性従業員から聞かされた。
彼女はフランス人に憧れ上海で法律事務所に勤めるフランス人弁護士といつも一緒にいるうちに
本物の奥さんになった。
上海女性の初志貫徹の意気込みには畏れ入る。
努力をすれば報われると思ったのだろう。
上述の修道会は社会活動を目的に創設され、今の瑞金二路(1949年まではRoute des Soeurs(姉妹路)
と呼ばれた)に広慈医院(聖母病院)という病院も建設した。
今は瑞金医院と改名し上海で有数の病院に発展している。
尚、今でもこの病院の中に広慈医院という
外国人用の病院が残されており、私も月に一度血圧の薬を貰いに行く。
60年前に行った同じ病院に今もお世話になるとは奇遇である。
フランスの商売人達が中国で上手にビジネスをしている裏には過去のこのような遺産が
中国人に好感を与えているに違いない。
ちょうど台湾に日本人が社会に役立つ遺産を残したのと同じである。
1946年上海から日本に引き揚げる時、子供5人を日本につれて帰るのは大変だろうから、
生まれて6ヶ月の妹と当時小学4年の三男坊の私を孤児院に預かって上げようとフランス
人院長Aimee Marieさんが父に申し出て来た。
彼女は妹が生まれた時に名付け親になった人である。
彼女の名前をそのまま貰い、妹に「恵女(エメ)」(Aimee)と名前がついた。
妹と二人で上海に残らないかと両親は私を説得に掛かったが、置いて帰らないでくれと
泣いて親に懇願した。
当時の上海の噂では日本全国は焼け野原で食料も無い、帰国して家族全員が日本で死ぬより、
リスク分散のために、子供二人を上海に残し生き延びさせようと本気で考えたと晩年の母から聞いた。
情報が少ないのは怖しいことだ。
最近は乞食は少なくなったようだが、数年前、上海に来た頃は乞食が多いのに驚いた。
特に徐家匯の天主堂の門前にはことのほか多い。
十数名の乞食が獲物にありつくべく群がっ
てくる。慈善心からではなく、狼の群れから逃れるために、小銭を掴みだして数名の乞食に渡し足早にそこを離れた。
しかし貰いはぐれた老年の女性が大声を上げて追いかけてくる。
本能的に走って逃げたが、走りながら考えた。
はたから見るとスリの被害者が泥棒を追いかけている構図だ。
ようやく正気にもどり、あと一元ほど出せば逃げずにすむのだと思考が働いた。
人間はとっさの時には意味のない行動をとるものだとつくづく思う。
この学習効果のお陰で乞食が沢山たむろしている時は決して同情の念を持たぬことにした。
何事もバラエティーに富む上海では乞食の物乞いの方法もワンパターンではない。
しかし唯一の共通点はカネを貰っても決して、感謝の言葉を口にしないことである。
平凡な乞食のパターンは人通りの多い道に座り込んで、プラスチックのコップに数枚の小銭を
入れこれを揺すり、音を立てて無言で通行人がカネを入れてくれるのを待っている。
少し知恵のある乞食は赤子を抱いて通行人の同情心に訴える。
赤子の殆どは女の子である。
女の子が生まれると戸籍に入れず欲しい人に売り渡すか、そのまま捨て子にするので、
拾って乞食をする時の小道具にする人もいる。
最近、以前勤めた会社の同僚数名が上海探訪に来たとき街案内をした。
豫園の小道で50cm角の台の上に5歳ほどの女の子を乗せ、女の子は後ろに身体を大きく曲げ、
股の間から顔を出して見せる芸当をしていた。
上海雑技の基本である。
しばし眺めて行き過ぎようとした友人たちに思わず声を掛けた。
これは乞食ではない、芸を披露したのだから芸に対して対価を払うべきだ!
私の友人達は心優しいのでそれぞれにお金をだした。
中には10元札をだしたものもいた。
母親らしいのがカネを受け取るどんぶりを持っていたが、子供とは似てもにつかぬ顔をしているので、
自分の娘ではないと見た。
芸をした子供の顔を見たら屈辱に耐え兼ねるような泣き顔をしていた。
5歳の女の子にも屈辱感はあるのだ。
でも別の見方をすると、今までこの子が生き延びてきたのはこの鬼婆のお陰かもしれない。
ある日、アパートの門前で子連れの身なりの良い夫婦が声を掛けて来た。
自分たちは南京に帰るのだが、汽車代が足りないからカネを貸して欲しい。
作家の曽野綾子が貧乏な乞食には少しだけ恵んでやり、金持ちの乞食には沢山やるのが
アラビアの常識であると書いていたのを思い出して、ここはアラビアではないが奮発して50元を
貸してやることにした。
しかしこの乞食は文句を言い出した。
コレッポチでは南京に帰るのに足りない。
100元よこせ。
横で見ていたアパートの門番が口を挟んできた。
彼らは悪い人だ。
目を見ればすぐに分る。
カネはやる必要はない。
イヤ、きっと返すから貸してくれと言っているのだからやるのではない。
門番はあきれてものが云えないという素振りをして黙ってしまった。
カネは未だに戻って来ない。
地下鉄に通じる人民広場の地下道を歩いている時、蝋人形のように身動きをしない乞食に出会った。
勿論カネ入れの茶碗が置いてある。
顔を見ると頭蓋骨に皮を貼り付けたような
容貌で、もしかして骨が見えていたかも知れないが、詳細に観察する勇気は出なかった。
茶碗の中には小銭が数枚入っていた。
乞食は一人だけだったので何がしかを恵む気持ちになったが、小銭がない、止むを得ず10元札を入れてやった。
彼は何やら声にならぬ、うなり声をだした。
“謝謝”と言ったに違いない、しかも手を出して握手をしてくれた。
その両手には指がなかった。
上海に来て初めて感謝の気持ちを表す乞食に出会ったので、心が和み晴れ晴れした気持ちになった。 2007年2月
− 完 −
(*) 援助姉妹会: フランス語 Soeurs-Auxiliatrice /英語 Sisters of Helper
「お手伝いさんの会」と訳すとピッタリである。
インドでの逸話がある。
リーダーズ・ダイジェストの婦人記者がカルカッタのハンセン氏病院に取材に行った折、
アメリカ人の若い修道女が病人の身体を拭いているのを見て、記者は思わず叫んだ。
「アンタよくそんな汚い仕事ができるわね。私は100万?貰ってもやらないワ」
修道女が答えた:「私も100万ドル貰ってもやりません」
● あとがきの2
「おはしの使い方」を英語でどのように説明すればいいでしょうか。 その答えを正保
富三先生からご教示いただきました:
箸の使い方をフィンランド航空の機内食がでたときに添えてありました。 ブログの3月5日分に書いてあるのですが、字が細かいので読めないと 思います。それでここに書きます。
1.
As shown in figure "A", hold first chopstick firm and stationary in fixed
position.
2. As shown in figure "B", second chopstick is held like a
pencil, with the tips of thumb, index and middle fingers.
3. As shown
in figure "C", this manipulation will form "V", to pick up the
food.
※ くわしくは正保
富三先生のブログをご覧下されますよう。 正保先生、ありがとうございます。
何年か前にロンドンの中国料理さんにはつぎのような 説明がありました(湘南通信の前号から再掲載)。 ----------------------------------------------------------
レストラン(中国料理、イギリス) お箸の使い方: How to use Chopsticks 1. Place stick between
thumb and index finger and rest on third finger of right hand. 2. Place
second stick above first stick between thumb and index finger. Rest on the
second finger with points together. 3. Move top stick up and down by
raising second
finger. ------------------------------------------------------------
(説明) How
to use Chopsticks 「箸の使い方」
1. Place stick between thumb and index
finger /and rest on third finger of right
hand. 「箸棒の一本を親指と人指し指の間にはさんで/それから右手の薬指 の上で(その箸を)支えてやってください」
2. Place
second stick above first stick /between thumb and index finger. / Rest on the
second finger /with points
together. 「もう一本の箸棒を始めにはさんで箸棒の上部にはさんでやって下 さい/
(はさむのは)親指と人さし指の間です/ (二本目の箸棒を)支える 場所は中指です/
(この場合二本の箸棒の)先端部は一緒になるように そろえてください」
3. Move top stick up and down /by
raising second
finger. 「上側にある箸棒を上下に動かしてみてください/そうするには中指 を上げてやればよいのです」
(補足) 冠詞が脱落してしまっていて文法からはずれている英文となってい るのでややわかりにくい。日本語の親指はどうやら英語では「fingers の仲間」に入れてもらえない。そこで人指し指がfirst
fingerとなり、 中指がsecond finger
となる、という辺りをおさえて意味をとらえてゆ く。
● あとがきの3
サン・ディエゴの倉橋大兄さまからです:
Sakai-san,
私の本の表紙のdesign
が決まりました。 写真は出版社から緊急に依頼にされて、送った写真の中から選ばれたものです。 UCSDの構内で取らせてもらった写真です。どうも背景が建設中のbuilding で パッとしっませんがまあいいでしょうと妥協しました。
http://blogs.yahoo.co.jp/kurahashi101/folder/825877.html 参考までに。
Yoshiji (Yoshi) Kurahashi
※ みなさま、どうぞ上記のサイトをごらんに なってくださいますよう。なかなか目立つデザインですね。 5月半ばまでには発売になるとうかがっています。
○ 倉橋大兄様のブログから(CMを兼ねて):
「英語は革命的手法で学べ!」 副題「カタカナ英語を捨てれば英語が早く身につく」(文芸社) ("Study
English by a revolutionary method!": Subtitled "Throw away katakana English,
and you will be able to learn real English a lot faster"
[Bungeisha]) 5月半ばに全国の書店から発売されます。(The book will start selling in mid May
2007 nationwide in
Japan.)
私の40+年の在米経験から、何故日本人は英語で苦労しているのか、 humorous
に解析して、その解決案を提案し、私はこの本で実施していま す。(Based on my 40+ years of experiences living
in the U.S., I analysed why the Japanese have difficulty in learning English
in a humorous way, proposed solutions and put them in practice in
my book.) この blog と同様に日米両国語で書いています。(The book is bilingual as in this
blog.) 従ってこの本を読んだら、 抜群に英語が身につくようになっています。 (Therefore, it is designed
such that as you read it through your English will improve
dramatically.) 英語の理解を早めるために日米文化の比較論も展開しています。 (To help facilitate your
understanding English, some comparative studies of Japan and the U.S. are
also presented.) しかも、結びとして私自身の英語の遍歴をSilicon Valley
の「秘史」として紹介し ています。 (Furthermore, the epilog is a "personal history" of
Silicon Valley describing my own journey of learning
English.) 結論として、生きた英語が毎日聞こえてくるInternet時代に、 カタカナ英語は英語の学習には致命的な障害になっています。 (In
conclusion, in this age of the Internet when real English is heard on a daily
basis, katakana English is posing a fatal hindrance to learning
English.)
あなたが毎日出くわすカタカナ英語を片っ端から英語で綴って英語で発音して見ませ んか。 (Why
don't you spell out in real English the katakana English words one after
another that you come across daily and pronounce them also in real
English?) あなたの英語の学習に奇跡が起きます。 (A miracle will happen to your learning
English.) Webs, iTunes, iPod, Skype, chat 等で、英語の世界を楽しもう。 (Enjoy
the world of English via webs, iTunes, iPod, Skype, chat,
etc.) 英語は習うより慣れろです。(Practice makes perfect.)
ところで、私は故Frank
Sinatra の「MY WAY」が大好きです。 (Incidentally, I love the late Frank Sinatra's MY
WAY.) 好き勝手な「MY WAY」人生を生きてきましたので大きな共感を覚えます。 (As I've lived a life my way,
the song touches a chord in my
heart.) この歌に刺激されて、私の経験を 日本の読者のみなさんと分かち合いたいと願いこの本を書き上げました。 (Inspired by
it, I decided to state my case in my book to share my experiences with all
readers of Japan.) この Frank Sinatraの CD「MY WAY」は頻繁に聞いています。 (I listen
to Frank Sinatra's CD "MY WAY" very frequently.) Sinatra Society
of Japan の会員にもなりました。 (I'm also a member of Sinatra Society of
Japan.)
参考(reference) : Frank Sinatra's MY
WAY:
http://www.youtube.com/watch?v=sEbgB6X6S5c
Paul Anka's MY WAY:
http://www.youtube.com/watch?v=hjNWZzw1x4o&mode=related&search=
Sinatra Society of Japan:
http://www.sinatrajapan.com/ssj/index.html
● あとがきの4
(Dr.
Prof.) 藤枝和夫先生からです:
>
白モクレンの写真がキレイに電送されました。拙宅のは紫色のモクレンですが、この蕾 が鳥 >
の好物らしく、開花までに半数は食べられてしまいます。日常の英語では、モクレンも コブシも区別しているのでし >
ょうか。 (坂井からの生半可のご返事): うらの白モクレン、今朝はほんとうにきれい。真っ白にこんもりと。 巨大な雪だるまにしてしかも優美優雅にかぜにゆられています。 モクレン、コブシは英語圏でも生息しているのでしょうか。 こんな感じの花はあんがいどの樹木もmagnolia一つでくくってしまわれているのかも しれませんけど。
>
豪州の中華街で豚とイノシシを同じ干支で扱っているのは面白い話題です。横浜の中華 街は神戸では南京街 >
と称するそうですが? これも面白い文化です。 (坂井からの無味乾燥なご返事): いつもいつものご識見ご卓見をありがたく拝受もうしあげます。 別のおかたからの情報では、韓国でも絵柄は「おいしそうな豚」になっているとか。
● あとがきの5
佐藤良明兄さまから:
>
清明節が 近づくと 以前 送っていただいた子供の > 杜甫詩の朗読を思い出します。 >
今回 詩にあった絵を見つけましたので ご参考までに >
添付します。詩のルビは 朗読から。
(坂井からのご返事): ありがとうございます。 朗読の録音はいまも上海で社長業をされている 目黒暁夢大兄様からのものであったとおもいます。 (記憶がうすれていますけど) すてきな絵をありがとうございます。 湘通にも添付させていただきます。 目黒大兄さまはじめ ご関心のあられるおかたにも みていただきたく存じます。 ありがとうございました。
>
PS ダイアナ妃が亡くなった時 エルトン・ジョンの弾き語りの >
歌を聴きましたが 正直 いま ひとつメロデイーに共鳴できませんでした。 >
今回 詞を ご紹介していただき はじめて いい歌だと思いました。 >
千の風・・・も 新井さんの日本語訳は スマートですが 直訳から >
素朴な感じを 味わいたいものだと思っているところへ 貴兄の和訳が届き > 喜んでいるところです。 >
技法から言うと 原詩の「鳥」のところは あれほど形容詞は要らないと思い ますが >
そのアンバランスのところが いい。 > 春夏秋冬でなく 秋を最後に もって来る詩文もあると聞いていましたが >
そうでもないらしい不ぞろいな順番もいい。 >
韻を踏んでいるのに 何となく崩れているのが またいい。 (坂井からのご返事): このコメントもまことにありがとうございます。 さすがに音楽にも漢詩にもご造詣の深い佐藤様のご卓見、ありがたく 拝読しました。詞をみたら音が聞こえてくる、しかも韻もちゃんとわかって
きこえてくる、こうなればほんとにわかった、ということになるのだよ、 とご高名な先生がおっしゃられました。目標にしたいなあ、とおもいます。
韻をふんで日本の心を体現しているような詩文の英訳がちゃんと できるようになれればなあ、などと「悪い夢」をみています。 (悪い夢の食べられない「老獏」から)
サンディエゴの倉橋兄さんからも: Elton
John の日本語訳を簡潔にしてご紹介くだされました。
http://blogs.yahoo.co.jp/kurahashi101/folder/958866.html
Elton Johnの
songのpiano versionもlinkされました。 どうぞお聞きになってくださいますよう。 Piano Version: http://www.youtube.com/watch?v=Jp5fT9br3HY
● あとがきの6
早野誠次さまからの春のおたより:
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坂井さま、春ですね。湘南通信をありがとうございます。感謝します。「にっこり笑っ て損をする」、心に響きました。日立の会社、テレビでドキメンタリーやっていたそ うです。私は、見ませんでしたが、人から聞ききました。日立の創業の社長は、日立 の海が、好きで、日立の海が見られなくなるのが嫌で、当初、東京には、進出 >
しなかったとのこと、そのうち、関東大震災が、あって他の東京の電化製品を作る会社 は全滅、日立は、自社が、儲けるチャンスにもかかわらず、東京の他社の復興に全力 を傾ける。そして、その時の事で、絶大な信用を得て、大きく成長した。感動しまし た。「積善の家に余慶有り」。たしか、優秀な戦闘機、紫雷改を作った飛行機 >
の水上艇メーカー、川西飛行機、新明和工業は、技術の日立の傘下に入れてもらったと 本で読んだ事があります。 >
素行会だよりです。3月25(日)、暁心の会、石川 洋先生、会場、田町 港区立勤労 福祉会館。 100名の参加者。坂村真民先生のお話など、感動のお話がたくさんあ りましたが、私は、ダスキン、鈴木社長のお話が、心に響きました。喜びの種まき、 幸せの種まき、「幸せさん、いらっしゃい!幸せさん、こんにちは!」人生、御 >
恩返し、生かされいる事に感謝して、喜びと感謝で、進ませて頂きます。 懇親会は、 お坊さんの修行を終え、本当のお坊さんになった殿ちゃん(殿元直樹さん)が、久し ぶりに参加、千馬力の野田さん、ジュン・向井さん、梅原司平さんのマネージャーの 兵道さんも合流して、本当に楽しい、喜びと感謝の幸せな時間を頂きました。 >
本当に、ありがとうございます。坂井さま、素敵な春の日々をお迎え下さい。感謝 早 野拝
※ 日立製作所、今年度はとくに「にっこり笑って損をする」 決算のようです。 日立でお世話になった私は、「損はするのは得手?」ですが、 「にっこりする」ほうが、ほんとうに「駄目、へたくそ」です。 (生半可の二宮損徳より)
● あとがきの7
ご注意をいただいているのですが、今回、添付の文書写真類の容量が大きくなりました。 光方式をお使いのおかたも多勢になられました。
しかし、添付の容量(サイズ)は、やはりあまり大きくしないほうがよい、と自戒いたします。
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